平成24年度増殖作業

11月26日(月)~27日(火)に高野山百合の里で増殖作業を

行いました。

当会では、野生で咲いた山百合の種から球根を育て咲かせるまでの

作業に取り組んでいます。

 

種の発芽作業

・今年咲いた山百合の種をバーミキュライトと混ぜビニール袋に入れます。

・ビニール袋の上部にいくつか穴を開け、水を張ったバケツに入れ充分に

 水を吸わせます。

・ビニール袋を取り出し、土の中に埋めます。

1年目の作業

1年目の作業とは、

昨年の「種の発芽作業」で発芽し1ミリほどに成長した球根の

植替え作業です。

・土に埋めたビニール袋を掘り上げます。

 バーミキュライトの中に発芽した1ミリほどの球根が見えます。

・プランターの下に赤玉土(大粒)を入れ、その上に培養土を入れます。

・培養土の上にマーミキュライトに混ざった球根をばらまき、この上に

 培養土を薄くかぶせます。

・プランターを半分ほど土に埋めます。

2年目の作業

ありません。

3年目の作業

1年目にプランターに植えかえた球根の植替えです。

球根は順調に育てば2年間で5ミリほどになります。

この球根を、15センチほどのビニールポットに3個ずつ

植替えます。

・プランターの中からすべての球根を取り出します。

・1つのビニールポットに3個くらいづつ植えていきます。

 小さめの球根も大切に植えかえておきます。

・ビニールポットを土に埋めます。