◆生育状況

1年目は発芽させるために地中に埋めるため、ここでは2年目以降の山百合の生育状況をまとめてみました。

5月の状態で作成しています。



2年目の山百合

発芽した球根をプランターに蒔くと春に葉を出します。

葉は1枚で、大きいもので幅は1.5cm、高さは8cmほど。

土の乾燥を防ぐために落ち葉を取り除かずそのままにしています。

落ち葉を突き抜けて芽を出すものもいます。

3年目の山百合

2年目の山百合を秋に掘り起し、プランターに植え替えたものです。

3年目の山百合も葉は1枚ですが、大きいもので幅が3cm、高さ10cmほどになります。もちろん個体差がありますので小さいのもあります。

2年目の葉と比べると幅広の卵形の葉で、縦にスジがとおっているのが見えます。

中には茎が立って葉を5~6枚出しているのが1本だけありました。

もしかしたら、混ざったのかもしれません。

4年目の山百合

3年目のものを秋に彫り上げ、大きいものを選んでポリポットに植え替えたものです。

茎が立ち葉が8~10枚ほど出ています。高さは30cmほど。これからさらに大きくなって葉の枚数が増えるかもしれません。

ご覧の通り、24鉢で個体差はそれほど見られませんでした。

5年目以降の山百合

4年目の山百合を秋に彫り上げ、植え替えたものや、5年目以降で球根の大きくなったものを少し大きめの鉢に植え替えます。

原因はわかりませんが葉の出方が異なるものが出現します。

〇通常の山百合(葉の出方:輪生型)

山百合の葉は、「輪生」といってグルグルと渦巻き状に葉がでます。

真上から見ると、四方八方に葉が出ています。

〇互生型(葉の出方:互生型)

この鉢は昨年立派な花を咲かせました。秋に植替え、2個の球根が植え込まれています。

チョッとわかり難いですが、この株は2本とも向かい合うように葉がでています。

右側の株を上部から見てみました。

向かい合って葉が出ていることがわかりますね。

このような葉の出方をしても、同じような山百合の花を咲かせてくれます。


なぜ、こうなるのかはわかりません。